北海道キャンピング・バイブル 第二章  <計画編>
 
第ニ章 旅の満足度は、計画の精度に比例する
11.計画作りの取っ掛かり

さてここからは、具体的に計画を組み上げていく為のプロセスについて説明をしていきます。

まず計画のフレームになるのは、何時頃、何日間くらいの予定で北海道にでかけられるか… ということです。
大半のサラリーマンはお盆休みを挟んだ期間になるかも知れませんが、中には訪ねてみたい場所が見頃を迎える時期に、休みを取得できる人もおられるでしょう。例えばラベンダーの場合、中富良野にあるファーム富田が一番見頃を迎えるのは7月20日前後、礼文島なら6月が花のピークですから、そこに休みを持ってくるといった具合です。

北海道でも、観光地によってはベストシーズンとそれ以外の時期に大きな格差があるところがあります。富良野は8月中旬になれば花はほとんどありませんし、美瑛のパッチワークの小路も、ジャガイモや麦の収穫が終わると、茶色い地肌だらけの広い畑にしか見えません。それを知らずに、旬をはずした観光地を次々と巡っていたのでは、ただ涼しい北海道でキャンプをしてきただけという、ちょっとさびしい結果に終わってしまいます。
しかし、たとえ希望の時期に休みが取れなくても、行かれる時期にベストシーズンとなる場所を事前に調べて行動すれば、旅は俄然楽しくなります。8月なら知床がお勧めでしょう。羅臼ではカラフトマスが川を遡上し、昆布漁やホエールウォツチングは最盛期を迎えます。
 
また、北海道には「北の国から」のロケ地巡りや旭山動物園のように、シーズンを通して楽しめる観光スポットが幾つかあります。こういった場所は雨の日でも利用できますので、温泉やグルメとあわせて調べておく価値があると思います。
いくら景色の良い場所を訪ねてみても、雨では話になりません。 もし滞在しているエリアで雨が降ったら… それに対する答えを用意しておくことも、キャンプ旅行の計画作りでは大切です。
 
ピークを迎えたファーム富田のラベンダー畑

<計画作りの手順>

  1)日程を決める/何時頃・何日間で出かけるのか
  2)観光先を決める/どことどこに行きたいのか
  3)観光先の見頃を調べる/日程と見頃は一致するのか
  4)見頃を迎える観光地を調べる/どこが見頃か
旅の時期・期間・観光先の絞り込み(骨子)
ルート作り 
どういう経路で往復するか・どこで泊るか
※次ページに詳細

 

北海道キャンピング・バイブル 第二章  <計画編>