電気とカセットガスで稼働する、3wayアウトドア用冷蔵庫「モービルクール」

電化製品

アウトドア用冷蔵庫のベストセラー

ベテランキャンパーの多くが、今もなお愛用しているこの3WAY冷蔵庫は、もともとイワタニがエレクトロラックス社と提携して製造販売を行っていたが、その契約が終了し、一度は絶版になっていた。その後2006年にドメティック社が引継ぐかたちで、再び生産され市場投入されている。

筆者が使っているモービルクールは、イワタニブランドで販売されていた初期のもので、たぶん1997年頃に購入したものだと記憶している。

もっとも今は、キャンピングカーにビルトインタイプの冷蔵庫が搭載されているので、アウトドアからは引退し、もっぱら居間で筆者が飲むビールを冷やし続けている。

まもなく20年近くになるせいか、さすがに偏って霜が付くようにはなってきたが、冷蔵機能は今なお健在。さすがはアウトドア冷蔵庫だけあって頑丈だ。

弱点は傾斜

ある程度モービルクールのことを調べて、このサイトに来られた方なら既にご存知かもしれないが、この冷蔵庫には傾けると極端に保冷力が落ちる弱点がある。

モービルクールの仕組みは「吸収式」と呼ばれるもので、冷却経路内の冷媒(アンモニア水溶液)を電気ヒーターまたはガスの炎で加熱し、気化する際に熱を奪って冷却する。

コンプレッサーを使わないので、音と振動がほぼゼロというメリットがあるが、傾けると冷媒の回り方が変わり、本来の性能を発揮できないことがある。

それが傾けると極端に保冷力が落ちてしまう原因だ。

※コンプレッサーとは…

コンプレッサーは、エアコンや冷蔵庫に組み込まれるヒートポンプの関連部品。ヒートポンプは冷媒を移動させ、特定の場所から熱を奪って、その熱を別の場所に放出する装置だが、コンプレッサーは冷媒を循環させる役割を果たしている。

しかし、カセットガスカートリッジが使えることは、それを補って余りある魅力であることに間違いはない。

ちなみに筆者は10年以上にわたり、走行中も就寝中もカセットガスでモービルクールを冷やし続けてきたが、その間に一度も危険な目に遭うことはなかった。

もちろん、そんなことをして良いとは、説明書のどこを見ても書いていない(笑)。もし同じことをされる場合は、万一事故が生じても自己責任となることを承知の上で…ということだ。

筆者はあくまでも「自分の体験談」を載せているだけで、そういう使い方の「推奨」はしていない(笑)。

不安なら、よく他のブログに書かれているように、走行中はDC12V、キャンプ場ではAC電源あるいはカセットガスに切り替えて使うといい。

ただシガーソケットがバックドアの近くにない限り、現実的には「不可能」に近いだろう。

<製品概要・仕様>

現在はモデルチェンジし、薄型でスタイリッシュになっている。

・サイズ:本体/W500×D443×H440mm
・ AC100V/1.8m、DC12V/2.3m
・原産国:ハンガリー
・収納本数:ペットボトル1.5L/9本、2L/8本(ボトル形状により変わります)
・定格消費電力:AC100V/75W、DC12V/75W

 

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