サブバッテリーの充電には、どのくらい時間がかかりますか?

Q&A

2本積みなら、外部充電でほぼ24時間。

ユーザーが一番気になることなのに、その答えが販売業者のホームページのどこにも書かれていないのは「なぜ」なんだ?

察するに、あまりにも「不確定要素」が多すぎて一概には説明できない… ということなのだろう。筆者は販売業者ではないので、仮に書いていることと差があったとしても、彼らほどは咎められない(笑)。

まず、サブバッテリーの充電方法は3つあるが、その中で一番安定しているのは、家庭用コンセントからの外部充電だ。しかし、使用する充電器の電圧、サブバッテリーの種類と容量、あるいは消耗度により、答えは大きく変動する。

したがってユーザーは、「目安」を元に「自分のケース」を試算するしかない。ここでは、その「目安」を簡単に紹介しよう。

外部充電の場合…

サブバッテリー

105Ahディープサイクルバッテリーを、出力10Aの充電器でコンセントから充電すると、105Ah÷10A=10.5h

つまりゼロ状態から充電すると、単純計算で10時間半かかるというのが数字上の答えで、2本であれば21時間、ほぼ丸1日は必要になる。

手前のBP-1210が外部充電器。よくあるのは、充電により電圧が12.8ボルト近くまで回復するが、少し使っただけですぐに大きく下がるケース。それはバッテリーの蓄電力が低下しているためで、そろそろ交換時だ。通常は2年ほどでその徴候が現れるが、使い方によっては1年で劣化してしまうこともある。

走行充電の場合…

アイソレーターと呼ばれる充電器の大半は、5~12Aで充電するよう設定されているとのこと。ただ、走行充電は「メインバッテリーのおこぼれ」で、ライトを点灯する夜間はほとんど電気が回ってこない。つまり日中に高速道路を長時間走るような時には安定して充電される。

仮に外部充電と同じ10Aで充電されるとしたら、明るい時間に何時間走ったかが充電具合の目安になろう。なお、アイドリングでは回転数が低く、充電されることはないそうだ。

ソーラーパネル

ソーラー発電の場合…

筆者が搭載しているチャージコントローラーは、12Aで充電する。
もちろんソーラー発電は、晴天の日中にしかその性能をフルには発揮しない。また当然だが、冬は日照時間が短いため、夏よりも明らかに充電には時間がかかる。充電したい時は、真夏でも極力日の当たる場所にクルマを停めるようにしよう。

詳しい数値は、こちらのページを参照

さて。主な家電の消費電力と、このページの内容から、サブバッテリーとの上手な付き合い方が見えてきたはずだ。

電源サイト

長期の旅では、一度大きく電気を消費してしまうと、道中で満充電まで戻すことは難しい。途中でオートキャンプ場の電源サイトに入る手はあるが、2日間はそこで足止めを食らってしまうことになる。

例えば、現役世代が10日間の連続休暇で北海道をまわろうとする場合、現地では実質6日しかなく、充電に2日も貴重な時間を割くのはもったいない。

電子レンジ

そう考えると、長旅では電子レンジや電気ポットの使用をやめ、走行充電とソーラー充電で何とか賄いながら電気を使う方法がベターという結論に落ち着く。

今は1500Wのサイン波インバーターが安く手に入るようになったので、サブバッテリー・システムの規模自体は、電子レンジやヘアドライヤーが稼働する内容で構わないと思うのだが、旅では「使用不能に陥らないこと」が優先と心得よう。

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