オートパッカー(Auto-Packer)の真骨頂

クルマ旅で、
「食う・寝る・遊ぶ」を実現する

「食う・寝る・遊ぶ」。

はて、どこかで聞いたようなセリフだな… 

そう感じた人は記憶力がいい。これは1989年に発売された初代日産セフィーロのキャッチコピーだ。

オートパッカーは自由奔放なクルマ旅で、まさにその「食う・寝る・遊ぶ」を実現している。ここでは、それが分かる旅の様子を紹介しよう。

<目次>

 北海道を愛車でめぐる。

アウトドア 憧れの槍ヶ岳に挑む。

食べ比べ 讃岐うどんを極める。

史跡めぐり 大河ドラマの主人公ゆかりの地を訪ねる。

 北海道を愛車でめぐる。

北海道を自由奔放にクルマで旅する「切り札」がオートパッカーだ。

広大な北の大地では、オートパッカーはどちらかといえばライダーに近いスタイルになる。ツアーでは対象外の「一本道」や「峠」、時には「廃線跡」を目指して進むこともしばしばだ。

北海道は、本州のようにどこにでもコンビニや食事処があるわけではなく、とっておきの大自然を心ゆくまで楽しむには、いつでもどこでも食事が可能な自炊を取り入れるほうがいい。

そのうえ、北海道には手料理できるソウルフードがたくさんある。ジンギスカンや鉄砲汁はもちろん、今は豚丼のタレやスープカレーの素までスーパーに行けば揃っている。

北海道まで来て、ありきたりの焼き肉や鍋をつつくのはもったいない。

礼文島・香深フェリーターミナルの無料駐車場。高いお金を払わなくても、オーシャンビューが味わえる「一等地」はたくさんある。

ちなみにこれらの実体験から、その見どころや車中泊スポットを紹介しているのが、「車中泊でクルマ旅」という筆者オリジナルの情報サイトだ。時間があれば、ひとつサンプル代わりに以下の記事をご覧いただきたい。

なお現在は、ボリュームの大きい北海道のコンテンツを分化し、「クルマで旅する北海」という独立サイトに収録している。

ウシュベツ川橋梁 マイカー・アクセスガイド/北海道  東大雪・糠平湖 

アウトドア 憧れの槍ヶ岳に挑む。

我々夫婦は、登山を趣味する人達に比べると、経験も情熱もまったく稚拙だが、せめて一生に一座くらいは、深田久弥氏が紹介している「日本百名山」に登ってみたい… 槍ヶ岳はそんな想いでチャレンジした山だった。

上高地からのルートは、距離は短いが急峻だと聞いていたので、無理をせずにまずは沢渡で一晩車中泊して、翌朝バックパックで上高地から徳沢まで進んでベースキャンプを張った。既にここまでで2泊。たぶん登山愛好家から見れば、かなりゆっくりしたペースだと思う。

翌朝は、そこから槍ヶ岳まで登って、標高3000メートル地点に建つ「槍ヶ岳山荘」に泊まった。それにしても、ここにテントを張れる猛者は本当に逞しい。

帰りは再び徳沢に泊まり、翌朝テントを片付けて山を降りた。シャトルバスで沢渡に戻り、今度は奥飛騨温泉郷の平湯に出て温泉で疲れを癒やす。夕方はすぐ近くの平湯キャンプ場にテーブルを広げ、郷土料理で精をつけた。

述べ5日のアウトドア旅行だが、これなら小学生高学年は軽くついてこれるに違いない。小学生の槍ヶ岳覇者、考えただけでワクワクする(笑)。

車中泊+テントキャンプ+山小屋+オートキャンプ。ある意味では、オールラウンドプレーヤーだけが味わえる槍ヶ岳登山の方法かもしれない。

食べ比べ 讃岐うどんを極める。

一説では600軒とも700軒とも云われる香川県内の「うどん店」を、一軒一軒食べ歩くことは地元の人間でも至難の業だ。しかもそれぞれの「麺」「つゆ」、さらには「食べ方」にまでいたる「讃岐うどん」の味を比較評価するなど、食のプロでも容易ではあるまい。それを観光客がやろうとすること自体に無理がある。

だが讃岐うどんの「食べ方」は、❶かけ❷釜揚げ❸ぶっかけ❹醤油の大きく分けて4つしかなく、それをすべて味わって帰ることは難しくない。

実は「うどん県」香川の真髄は、食文化とも呼べるユニークなその食べ方にある。

問題は「売り切れ御免」だ。

「がもう」のような人気店には開店前から人が並び、ゴールデンウィークのような繁忙期は、午前中でうどんが完売してしまうこともある。ゆえに、行列店の「食べ比べ」には、現在地からの距離に関係なく「一番食べたい店」からスタートするといった、讃岐攻略のセオリーを知って出かけるほうがいい。

そういう時は、設営も撤収もしない道の駅の車中泊が合理的。温泉が併設する施設なら、車内でこのくらいのことはできる(笑)。

史跡めぐり 大河ドラマの主人公ゆかりの地を訪ねる。

筆者はここ数年、大河ドラマの主人公ゆかりの地を訪ねる旅を続けている。中には史跡も多いが、生家、あるいは幼年期・青年期に過ごした場所や、定宿にしていたところなど、「ゆかりの地」の範疇は広い。

中には歴史上重要で有名な場所であるにもかかわらず、石碑1本しか残されていないところもあり、またそういう場所は道が狭く、観光バスツアーでは外されてしまうことも多い。

さて。NHKの良いところは、主人公ゆかりの地の行政と連携して「大河ドラマ館」を作り、新たな町おこしのきっかけを講じている点だ。それが情報に厚みや深みを加わえ、旅人にもプラスの影響を与えている。

たとえば、坂本龍馬の脱藩の道が残る梼原(ゆすはら)には、2010年に龍馬伝が放送される遥か以前の1995年から、この「維新の群像」があったというが、筆者は上のドラマ館を訪ねたことで、はじめてその存在を知った。

このリアルな銅像は彫刻家・濱田浩造氏によるもの。濱田氏は「維新の門群像」以外に、岩崎弥太郎、お龍・君枝姉妹像、長宗我部元親など、高知を代表する銅像を数多く手掛けており、作風は見るものを圧倒する迫力に満ちている。

ちなみにこの銅像は、人間が服を着るのと同様に、甲冑の下の袴から重ね合わせて作り上げてあるというから驚きだ。

<目次>

 北海道を愛車でめぐる

アウトドア 憧れの槍ヶ岳に挑む

食べ比べ 讃岐うどんを極める

史跡めぐり 大河ドラマのロケ地を訪ねる

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